良いチームとは No.2(ゴールの共有方法)

良いチームとは

 よいチームについて継続的に考えていきたいと思います。

日頃の活動であったり、ワークショップの中で感じた、よいチームについて少しづつ

書いていきたいと思います。2回目の今回はゴールの共有方法について考えたいと思い

ます。

良いチームに必要なゴールの共有方法

今日のゴールは「○○○」ですと活動の最初にメンバー同士で共有することはでき

ますか?なかなかできないのではないでしょうか?活動を進めるリーダーや司会をす

る役割の人も暗黙の中でゴールは全員わかっているはず?理解しているはず?と思い

込み、進めがちです。しかし、案外参加する側になると、ゴールを意識していないも

のです。仕事とかならばなおさらで、人はタスクが与えられるとそのタスクを達成す

ることに意識を集中してしまい、もともとのなぜ活動するのか?とかなぜそうしなけ

ればというところは忘れてしまっています。

そうなるとメンバーそれぞれが思い思いに描いたゴールに向かって活動をして、最後

の最後に「そんなことを考えていたんだ??」みたいにあっと驚くことになります。

時間が無限にあえば、そこからまた、共有をし直し、考えなおせばよいですが、な

かなかそんな時間もないのが現実です。そうであれば、最初からゴールをメンバー同士

で共有し、齟齬がない状態でチーム活動を進めていくのが、よりベストです。

 ただ、そうは言っても具体的にどのように共有するか?って実はあまり知られてい

ません。なので、まずは活動するときはホワイトボードでも、A4の紙でも、スケッ

チブックでもなんでもよいので、今日のゴールを明記しましょう!そうするとメンバ

ーが考えていたゴールと違うえば、そのように言ってくれるし、もし、ファシリテー

ターを自分が行っている場であれば、最初に「今日のゴールは○○○と認識していま

すが、みなさんのお考えと違いは無いですか?」みたいな感じで共有をしてみてくだ

さい。

それだけでも大きな違いがでてくるはずです。第2回は以上です。